男性更年期障害と落ち込み、うつ症状

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男性更年期障害の症状の中でも特に辛い症状として挙げられるのが、落ち込みやうつ症状といった精神的な症状ですね。

特に理由が分からず落ち込んでしまったり、うつ症状が続くことで日常生活に支障が出てしまう方も珍しくありません。

しかし何故、男性更年期障害の症状には落ち込みやうつ症状といった辛い症状があるのか?

その理由と対策を見ていきましょう。

男性更年期障害で落ち込み、うつ症状が起こる理由

男性更年期障害の症状と一つとして挙げられる落ち込みやうつ症状ですが、こうした症状が起こる理由は2つあります。

1.男性ホルモンの減少によりストレス軽減効果が減少

男性ホルモンの一つである「テストステロン」には、抗うつ作用のある一酸化窒素(NO)を作る効果やストレスを軽減する効果があります。

しかし、加齢によってテストステロンの分泌が急激に減少してしまうと、こうした効果も減少してしまう訳です。

その為、今までなら何となく解消されていたストレスが蓄積されやすくなり落ち込みやすくなったり、場合によってはうつ症状を引き起こしやすくなってしまうのです。

2.男性ホルモン減少による自律神経の乱れ

男性更年期障害の場合、男性ホルモン「テストステロン」が急激に減少することで様々な症状を引き起こしてしまうのですが、このテストステロン分泌の指令を担っている視床下部は自律神経をコントロールする働きも担っている為、男性ホルモンの急激な減少によって自律神経が影響を受けてしまいます。

要は今まで正常にコントロールできていたものがバランスを崩してしまうということですね。

自律神経のバランスが崩れてしまうと、交感神経が強く働くことでストレスを感じやすくなる上、解消されにくくなってしまう為、ストレスが蓄積されやすくなってしまいます。

男性更年期障害で起こる落ち込み、うつ症状の対策

男性更年期障害によって落ち込みやうつ症状といった辛い症状が出ている場合、どうしたら良いのでしょう?

一番大切なことは「心の休息を取ること」だといえます。

男性更年期障害が起こりやすい年齢の方の場合、仕事でも責任のある地位にいる方も多い上、家庭では子供の成長と共に金銭的な負担が大きくなる時期でもありますね。

また、定年後のあり方をそろそろ考え始める時期でもあるでしょう。

その為、どうしても今はまだ休む訳にはいかないと考える方がとても多い傾向にあります。

しかし、落ち込みやうつ症状が長引いてしまうと日常生活に影響が出やすく、場合によっては仕事をすることもできなくなってしまうというケースも珍しくないのです。

どんなに無理をして頑張り続けても悪化してしまっては元も子もなくなってしまいますよね。

長期間休暇を取ることはできなくても、週に1~2日はゆっくりと心を休める時間を作ること、そして、絶対に無理はしないことと自分の中で決め、生活するだけでも大分変ってくるものです。

落ち込みやうつ症状が続くのはとても辛いことですが、心の休息を取ることで少しずつでも確実に改善されていきますので、是非、お試し下さい。

また、自分ではどうすることもできないくらい辛い場合や何もやる気が起こらないといった場合には、専門医に相談することをおすすめします。

改善する為の糸口が見つかれば徐々に症状が緩和されていきますので、絶対に無理はしないで下さいね。

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