女性更年期障害とイライラ

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最近、意味なくイライラすることが増えたという方、少なくないのではないでしょうか?

イライラすることが増えたことで「もしかして更年期障害?」と気づく方がいるくらい、イライラ感というのは女性更年期障害の代表的な症状の一つだと言えます。

しかし何故、イライラしてしまうのでしょう?
イライラすることで、自分自身はもちろん周囲の人達への悪影響を及ぼしてしまうこともあり何とか改善したいと考える方はとても多いですね。

そこで、更年期障害の症状に何故、イライラ感があるのか?
また、イライラした時はどのように対処すれば良いのか?
詳しく見ていきましょう。

女性更年期障害でイライラが起こる理由

女性更年期障害の代表的な症状の一つであるイライラ感ですが、これはホルモンバランスが大きく影響しています。

女性更年期障害の大きな原因は、閉経に伴いホルモンバランスが崩れることで自律神経のバランスを乱してしまうことですが、イライラ感を起こしやすくしてしまう理由には2つあると言われています。

1.ホルモンバランスの乱れによる自律神経のバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れてしまうと、自ずと自律神経のバランスも崩れやすくなってしまいますが、自律神経のバランスが崩れてしまった結果、交感神経が強く働いてしまいイライラしてしまうのです。

自律神経には、副交感神経と交感神経とがあり心身をリラックスしてくれる副交感神経に対し、交感神経は心身を活発に活動させます。

つまり、交感神経が強く働くようになってしまうとストレスを感じやすくなってしまうということですね。

2.エストロゲンの減少

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンがあり、この2つのホルモンを中心に女性は月経や排卵を起こしていますが、閉経が近くなるとエストロゲンというホルモンの分泌が低下していきます。

これは、加齢に伴い自然と起こる現象ではあるのですが、エストロゲンには「気持ちを穏やかにする」という働きもある為、エストロゲンが減少してしまうとどうしてもイライラしやすくなってしまうという訳です。

よく「生理前になるとイライラする」という女性も多いですよね。

これは、月経から排卵までの間に多く分泌されていたエストロゲンが排卵後から次の月経の間まで徐々に分泌量を減少させていく為に起こる症状なのです。

更年期障害が起こりやすい閉経前後の女性の場合、このエストロゲンの分泌量が減少していく為、生理前に起こりやすいイライラ感が常に起こりやすくなってしまうということですね。

【女性更年期障害で起こるイライラへの対策】
イライラすることが増えると自分自身の精神状態もピリピリすることはもちろん、周りの人達へも悪い影響を与えてしまいがちですね。

イライラしない方法はないのでしょうか?

もちろんあります。

イライラを解消するのに一番有効なのはリラックスすること。

好きな香りを嗅いだり、好きな音楽を聴く、自然を楽しむなどご自身がリラックスできそうなことをどんどん試してみましょう。

水の音を聴くというのもおすすめです。

色々試したけれどなかなかリラックスできないという方は、毎朝5~10分程外に出て太陽の光を浴びてみましょう。

人間は太陽の光を浴びると「セロトニン」といってイライラを緩和する効果のあるホルモンが分泌されます。

体内のセロトニンを増やすことでイライラを緩和させることができますので、是非、試してみて下さいね。

また、イライラすることが明確に分かっている場合には、その原因に対して解消することも大切です。

  • 嫌なことを紙に書き出した後、紙をビリビリに破いて捨てる
  • カラオケボックスなど防音されている部屋で大きな声を出す
  • イライラの原因から一時的に目を背ける

など、イライラを解消することでリラックスしやすくなりますので、溜め込まず吐き出してしまうと良いでしょう。

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